こんな悩み解決します。
Yチェアは、北欧デンマーク生まれの名作椅子です。
1950年にハンス・J・ウェグナーによってデザインされ、今もなお世界中の多くの方に愛されています。
ダイニングチェアなどに取り入れたい家具の一つです。
しかし、価格も決して安くはなく、本当にいいのかなぁと考えてしまいますよね。
実際私は、特に考えることなくYチェアを購入してしまい失敗してしまいました。
結論から言うと「注意点を踏まえれば失敗しない」です。
今回は、実際にYチェアを購入して失敗した私がYチェアの注意点や、おすすめしない人、おすすめする人について解説していきます。
本記事の注意点を踏まえれば失敗することはほぼないでしょう。
「Yチェアで失敗したくない!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
✔️ 本記事の内容
- Yチェアの特徴
- Yチェアの注意点
- Yチェアをおすすめする人・おすすめしない人
Yチェアの特徴
まずは簡単にYチェアの特徴を紹介します。
- リラックスしやすい背もたれ
- 短めのアームで出入りがラク
- お尻が包み込まれるペーパーコート
それぞれ解説します。
リラックスしやすい背もたれ
Yの字が象徴的な背もたれは、リラックスしやすい角度に設計されています。
程よい角度のため、体の体重をしっかり支えてくれます。
また、背もたれの背中に当たる部分は、背中の角度に合わせて傾斜がついているため、体にフィットしやすいです。
短めのアームで出入りラク
Yチェアのアームは、肘をおく程度の短め設計です。
長すぎないため、出入りの際にアームに体が引っ掛かってしまう心配はありません。
また、アームの高さはちょうど肘を置くのにピッタリな高さです。
コップや本を片手に持ちながらくつろげます。
お尻が包み込まれるペーパーコート
座面は、ペーパーコードでつくられています。
使い始めは、硬さを感じますが、使い慣れていくとお尻に合わせて少しずつ変形していきます。
使い続けていくと、お尻が包み込まれる使い心地になり、さらに愛着が湧くでしょう。
Yチェアを選ぶ際の3つの注意点
Yチェアを選ぶ際の注意点を紹介します。
- 座りやすい座面の高さを選ぶ
- テーブルとYチェアの相性で選ぶ
- 使用するスペースを確保する
それぞれ詳しく解説していきます。
座面の高さを体型に合わせて選ぶ
Yチェアの座面の高さは、45cmと43cmの2サイズあります。
何も考えずサイズを選ぶと後々後悔しやすいので注意が必要です。
私は身長が160cmですが、45cmサイズに深く座ったときに、地面に足がつきません。
地面に足がつかなので、太ももの裏側が座面のフチに当たり、少し時間が経つと痛いです。
年を取っても使用したい方は、将来的な使い勝手も考慮しましょう。
身長が160cm以下の方は、座面の高さ43cmを選ぶのがおすすめです。
テーブルとYチェアの相性で選ぶ
Yチェアの座面の高さだけに気をつければ良いという訳ではありせん。
一緒に使うテーブルとの相性も検討することが大切です。
テーブルとチェアの高さは適正であるか確認しましょう。
テーブルとチェアの差尺は、約250〜300mmと言われています。
また、テーブルの素材と色が自身の好みに合っているのも確認しましょう。
テーブルと同じ木材を使用しているのに、仕上げが異なると色が変わるので、注意が必要です。
<Yチェアの仕上げ>オイル仕上げ / ソープ仕上げ
<Yチェアの座面のカラー>ナチュラル / ブラック
使用するスペースを確保する
Yチェアを使用するには、ある程度のスペースが必要です。
アームが弧を描いているため、テーブルの天板に当たってしまいコンパクトに収納することが難しいです。
椅子を引いたり、人が通り抜けるスペースを確保する場合、テーブルの端から約800〜1,100mmほどのスペースを確保すると良いと言われています。
Yチェアをおすすめしない人
Yチェアをおすすめしない人を紹介します。
- 価格重視な人
- 使用するスペースが確保できない人
それぞれ詳しく解説していきます。
価格重視な人
Yチェアは、素材や仕上げによって価格が異なります。
一番安価なYチェアでも10万円程のため、価格重視の方にはおすすめできません。
Yチェアより安く売られている類似品もあります。
ただし、長く使用できるチェアのため、買い換える必要がなくコスパが良いという見方もできるでしょう。
使用するスペースが確保できない人
使用するスペースが確保できない人には、おすすめできません。
Yチェアは、アームがあるため、座面をテーブルの下に収納することが難しいです。
そのため常に、Yチェアを使用しているときと同じくらいのスペースがYチェアに占領されてしまうことになります。
また、椅子を引いて出入りするスペースも必要です。
ゆとりのあるスペースが確保できているか確認しましょう。
Yチェアをおすすめする人
Yチェアをおすすめする人を紹介します。
- 長く使用したい人
- リラックスできるチェアを探している人
- とにかくYチェアが欲しい人
それぞれ詳しく解説していきます。
長く使用したい人
Yチェアは、長く使用したい人におすすめです。
仕上げ材のメンテナンスや座面の張り替えが可能のため、いつまでも長く使用できます。
扱い方によっては、一生を共にできると言っても過言ではありません。
メンテナンスは、購入したお店や問い扱いのある家具屋さんで可能です。
購入時にメンテナンスを受け付けているか、確認しておきましょう。
リラックスできるチェアを探している人
Yチェアはは、リラックスできるチェアを探している人におすすめです。
程よい角度の背もたれや、アームがあるため、長時間座っていても疲れにくいです。
また、日本人にとってはゆとりのある大きさで圧迫感がありません。
とにかくYチェアが欲しい人
とにかくYチェアが欲しい人には、おすすめしない理由はありません。
「ここだ!」という自身のタイミングで購入しましょう。
Yチェアのよくある質問!本物の見分け方やメンテナンス
Yチェアのよくある質問を紹介します。
- 本物の見分け方は?
- メンテナンスの頻度は?
それぞれ詳しく解説していきます。
本物の見分けは?
Yチェアには本物と偽物の見分ける方法があります。
偽物の可能性が高い条件は下記の3つです。
- 価格が明らかに安いもの
- 背もたれがY字ではないもの
- 座面のフチにシリアルナンバーがないもの
参考程度に見極めてみてください。
メンテナンスの頻度は?
メンテナンスの頻度は、10年〜15年が良いと言われています。
ペーパーコートは、使用するにつれて、擦れてしまい最終的には切れてしまう可能性があります。
お尻が木のフレームに当たったり、接合箇所が緩んできたら座面の張り替えがおすすめです。
また、直射日光に当てると木の部分が日焼けしてしまう恐れがあります。
心地よく末長く使用するために、定期的にメンテナンスを行いましょう。
メンテナンスは、Yチェアを購入したお店やYチェアと取り扱っている家具屋さんで受け付けている場合があるため、チェックしてみましょう。
YチェアはCONNECTで購入するのがおすすめ
Yチェアを購入する際は、正規品を取り扱っている家具専門店の『CONNECT』で購入するのがおすすめです。
私自身、インテリアショップに行っても好みの仕上げや木の種類を取り扱っていなかった経験があります。
ネット通販では、仕上げや木の種類を比較しながら選べるので、好みのYチェアが見つかりやすいです。
また『CONNECT』は、偽物を買ってしまわないか心配な方やアフターサービスを受けたい方にも向いています。
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