Yチェアは買っても大丈夫かな?気をつけるポイントはあるのかな?
こんな悩みを解決します。
Yチェアは、言わずと知れた北欧デンマーク生まれの名作椅子です。
1950年にハンス・J・ウェグナーによってデザインされ、今もなお世界中の多くの方に愛されています。
ダイニングチェアなどに取り入れたい家具の一つです。
しかし、「本当に買っても大丈夫かなぁ」と考えてしまうこともあると思います。
価格も高いので、買った後に後悔したくないですよね…。
実は私、Yチェアを購入して失敗しました。
今回は、実際にYチェアを購入して失敗してしまった私が失敗と思った理由や購入前に知っておきたい注意点、おすすめしない人について解説していきます。
「Yチェアで失敗したくない!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
✔️ 本記事の内容
- Yチェアで失敗した理由
- Yチェアを購入前に確認すべきポイント
- Yチェアをおすすめする人・おすすめしない人
Yチェアを購入する際におすすめのショップや、よくある質問も解説していきます!
Yチェアで失敗した理由
まずは失敗した理由を簡単に解説します。
結論、座面の高さで失敗しました。
基本的に海外サイズであるYチェアは座面が高く、足が地面につかずに少し浮いている状態であるため、太ももがフレームに当たって痛いです。
よって長時間座ることができません。
また、足が浮いた状態であると、シンプルに疲れるので、ゆったりしたいのにできないというデメリットがあります。
Yチェアは憧れていた椅子であったため、勢いで買ってしまったのですが、慎重になるべきでした。
続いてYチェアの失敗を防ぐために抑えておきたい注意点を解説します。
Yチェア購入前に確認すべき3つのポイント【失敗を防ぐ】
Yチェアの失敗を防ぐために抑えておきたい注意点を解説します。
注意点は下記の3つです。
- 座りやすい座面の高さを選ぶ
- テーブルとYチェアの相性で選ぶ
- 使用するスペースを確保する
それぞれ詳しく解説していきます。
座面の高さを体型に合わせて選ぶ
まずは私の失敗の原因となった座面の高さについてです。
Yチェアには、座面の高さが45cmと43cmの2種類があります。
私の身長は160cmですが、45cmのYチェアに深く座ると、足が地面につかず、疲れてしまいます。
このように、自分に合わないサイズを選んでしまうと、座り心地が悪くなることがあるので注意が必要です。
個人的な経験から、身長が160cm以下の方には43cmの座面がおすすめです。
足がしっかり地面につくことで、安定して座ることができ、長時間座っても疲れにくくなります。
また、年を取っても使用したい方は、将来的な使い勝手も考慮しましょう。
スリッパを厚底にするなど対策はありますが、やはり自身に合うサイズを選ぶのがおすすめです。
テーブルとYチェアの相性で選ぶ
Yチェアの座面の高さだけに気をつければ良いという訳ではありせん。
一緒に使うテーブルとの相性も検討することが大切です。
テーブルとチェアの高さは適正であるか確認しましょう。
一般的に、テーブルとチェアの高さの差は「約250〜300mm」が理想的とされています。
この範囲内であれば、自然な姿勢で座りやすく、食事や作業が快適になります。
テーブルとチェアの高さが合っていないと、座ったときの快適さが損なわれます。
使用するスペースを確保する
Yチェアを使用するには、ある程度のスペースが必要です。
アームが弧を描いているため、テーブルの天板に当たってしまいコンパクトに収納することが難しいです。
椅子を引いたり、人が通り抜けるスペースを確保する場合、テーブルの端から約800〜1,100mmほどのスペースを確保すると良いと言われています。
Yチェアをおすすめしない人
Yチェアをおすすめしない人を紹介します。
- 価格重視な人
- 使用するスペースが確保できない人
それぞれ詳しく解説していきます。
価格重視な人
Yチェアは、素材や仕上げによって価格が異なります。
一番安価なYチェアでも10万円程のため、価格重視の方にはおすすめできません。
Yチェアより安く売られている類似品もあります。
ただし、長く使用できるチェアのため、買い換える必要がなくコスパが良いという見方もできるでしょう。
使用するスペースが確保できない人
使用するスペースが確保できない人には、おすすめできません。
Yチェアは、アームがあるため、座面をテーブルの下に収納することが難しいです。
そのため常に、Yチェアを使用しているときと同じくらいのスペースがYチェアに占領されてしまうことになります。
また、椅子を引いて出入りするスペースも必要です。
ゆとりのあるスペースが確保できているか確認しましょう。
Yチェアをおすすめできる人
Yチェアをおすすめできる人を紹介します。
- 長く使用していきたい人
- リラックスできるチェアを探している人
- Yチェアに憧れている人
それぞれ詳しく解説していきます。
長く使用していきたい人
Yチェアは、長く使用したい人におすすめです。
仕上げ材のメンテナンスや座面の張り替えが可能のため、いつまでも長く使用できます。
扱い方によっては、一生を共にできると言っても過言ではありません。
また、飽きのこないデザインはYチェアの大きな強みです。
メンテナンスは、購入したお店や取り扱いのある家具屋さんで対応可能な場合があります。
リラックスできるチェアを探している人
Yチェアはは、リラックスできるチェアを探している人におすすめです。
程よい角度の背もたれや、アームがあるため、長時間座っていても疲れにくいです。
また、日本人にとってはゆとりのある大きさで圧迫感がありません。
Yチェアに憧れている人
とにかくYチェアに憧れている人には、おすすめしない理由はありません。
「ここだ!」という自身のタイミングで購入しましょう。
また、ここまでで解説した失敗しないためのポイントは押さえておきましょう!
Yチェアの本物の見分け方やメンテナンス【よくある質問】
Yチェアのよくある質問を紹介します。
- 本物の見分け方は?
- メンテナンスの頻度は?
それぞれ詳しく解説していきます。
Yチェアの本物の見分けは?
Yチェアには本物と偽物の見分ける方法があります。
偽物の可能性が高い条件は下記の3つです。
- 価格が明らかに安いもの
- 背もたれがY字ではないもの
- 座面のフチにシリアルナンバーがないもの
シリアルナンバーは年式によって貼り付け場所が異なるので、よく確認しましょう。
現行のYチェアはYの根元、座面の裏側にあるのでチェックしてみてください!
メンテナンスの頻度は?
メンテナンスの頻度は、10年〜15年が推奨されています。
ペーパーコートは、使用するにつれて、擦れてしまい最終的には切れてしまう可能性があります。
お尻が木のフレームに当たったり、接合箇所が緩んできたら座面の張り替えがおすすめです。
また、直射日光に当てると木の部分が日焼けしてしまう恐れがあります。
心地よく末長く使用するために、定期的にメンテナンスを行いましょう。
メンテナンスは、Yチェアを購入したお店やYチェアを取り扱っている家具屋さんで受け付けている場合があるため、チェックしてみましょう。
YチェアはCONNECTで購入するのがおすすめ
Yチェアを購入するなら、正規品を取り扱う家具専門店「CONNECT」での購入がおすすめです。
Yチェアには素材や仕上げ、座面の高さなどの多彩なバリエーションがあり、これらを一通り揃えているのは一部の北欧家具専門店に限られています。
CONNECTはその豊富なラインナップを取り揃えているため、理想のYチェアが見つかりやすいです。
また、インテリアショップを訪れても好みの仕上げや木材が揃っていないこともありますが、CONNECTならオンラインで種類を見比べて選ぶことも可能です。
さらに、偽物を買わないか心配な方やアフターサービスを重視する方にも最適で、正規店としての信頼性が高く、購入後のサポートも充実しています。
インテリアショップだけでなく住宅設計も手掛けるCONNECTは、安心して長く使えるYチェア選びにおすすめの店舗です。
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